アテネで得たもの

男子サッカー、アテネ最後の試合となってしまったガーナ戦。例によって試合はまだ観ていないのだけど、1勝できたことはよかった。選手達の悔しさは多分私なんかが想像する以上なんだろうが、君達はこの悔しさを持ってすれば、もっともっと大きくなれるはず。周りがなんと言おうと胸を張って帰ってきていいんだよ。

石川の目は悔し涙であふれていた。3戦目での初出場。たまりにたまったうっ憤をすべてぶつけるように、右サイドでダイナミックな突破や、切り込んでの左足シュートなど随所に持ち味を発揮した。だが、後半17分、突然の交代。いいイメージでプレーできていただけに悔しい。「きょうは90分走り回ろうと思ったのに、それさえさせてもらえなかった」。  同世代の先をいくかのように、A代表も既に経験。だが、今年に入り五輪代表では、守備力のある徳永が重用され、出番に恵まれなかった。「それがぼくの実力だと思っている。この先の活躍で見返したい」と決意を新たにしていた。